ロータリーシフター(水平旋回式ふるい機)
ロータリーシフターは、網枠を複数段重ねる事ができ、大量処理と分級精度を両立します。主軸と偏心軸のクランク機構により、多段に詰まれた網枠を水平回転運動によって遠心力を網上状に起こします。原料は転がりながら、滑りながら網目より大きなものを網上品として、網目より小さなものを網下として分級します。同じ規格の網枠を配置する事もでき、その場合はより精度を高めた分級が可能になります。異なる網を数種類重ねることにより複数の粒度分級も可能になります。設置面積がコンパクトでありながら大量処理を可能にできるふるい機です。
-
原料穀物関係の精選、異物、夾雑物の除去分級、飼料や肥料実績も豊富、化学系原料なども対応可能。
-
◎食品製造
-
○医薬品製造
-
△化学製品製造
-
○
-
△リサイクル事業
製品の特長
・主軸と偏心軸の差は15mm~25mmの範囲で設定できます。
偏心差が大きければ遠心力や移動する距離が増え原料の運動は大きくなります。
・ふるい枠の旋回運動は250rpm(1分間に250回転)で、ふるい網上の原料は遠心力が働き
効率よく分散し、精度よく分級できます。
・投入する粉体原料は4種類の網目を選定する事で最大5種分級の粒度選別が可能となります。
・網枠の最大段数は8段となります。8段全てを同じ網にして分級精度を高める事もできます。
・ロータリーシフターは分級のバリエーションが豊富です。ご要望に応じて設定する事ができます。
・色々な種類の網を採用する事ができます。SS/SUS織網、真鍮網、ナイロン網、絹網、パンチングスクリーン。
・目詰まり防止の部品も豊富です。ウレタンブラシ、コットンブラシ、タッピングボール。
・網枠、シーブ材質は木製加工、SS加工、SUS加工があります。
・水平旋回運動なので針状(長形状)の原料の縦抜け現象に非常に有効である。
【ロータリーシフターのふるい分け例】
補足説明
型式M□00-63-33
6段式3種(網目2種類)分けを実施
網目は①=②=③、④=⑤=⑥
【外形図】
【型式・サイズ】
【実績・データ】
More Information
こちらの製品について
もっと詳しくお知りになりたい方
CONTACT
お問い合わせ
製品だけでなくプラント設計の見直しも
ご提案させていただきます
製品・プラントエンジニアリングに関するご質問など、まずはお気軽にご相談ください。