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Crushing Product Information

大阪本社
東京支店

マルチテスター(多機能型粉体物性測定器)

分級・ふるい・選別・異物除去
  • マルチテスター(多機能型粉体物性測定器)製品画像

西村機械製作所ではお客様の粉体をお預かりし、いろいろな分析装置にかけて粉体の性質を調べることから始めます。特に粒度測定は重要です。弊社ではセイシン企業のマルチテスターを採用しています。粉体の流動性や安息角など正確に測り、Carrの指数でお客様の粉体の評価を行います。今まで感覚でしかわからなかった事が数値や評価としてとらえることができます。粉体の商品開発やライントラブルの解決方法にも役立てることができます。

多機能型粉体物性測定器(MT-02)
マルチテスターは、粉体の物性を測定する装置です。本機器1台で、粉体の評価や粒子設計、粉砕システムや粉体輸送システム等の設計を行う上で重要な粉体物性ファクターである多くの項目を測定できます。測定の解析、物性値は「Carrの指数」や「川北の式」により、流動性・噴流性・付着性を評価することができる汎用性の高い装置です。

  • 測定項目
    ◎ゆるめかさ密度 ◎固めかさ密度 ◎圧縮度 ◎安息角 ◎差角 ◎崩壞角 ◎スパチュラ角 ◎凝集度 ◎分散度 ◎局法準拠のタップ密度 ◎Carrの指数 ◎川北の式(オブション)
用途
  • 食品製造
  • 医薬品製造
  • 化学製品製造
  • 金属製品製造・窯業
  • リサイクル事業

製品の特長

■日本薬局方 標準対応
 タッピング条件(第1法、第2法)、ガラスセル対応と日本薬局方のかさ密度/タップ密度測定を標準で行えます。
■安息角・崩壊角・スパチュラ角の測定精度向上
 画像解析の校正精度と、測定対象を回転させることで解析箇所を増やすことにより、測定精度の向上を図っています。
■温湿度センサによる測定環境のログ
 測定データの測定時間に紐付けているため、測定環境が適切か確認できます。

レポート出力

Carrの指数の測定結果をE×cel出力することにより、グラフでデータを比較することができます。複数のデータを比較することで重点的に管理していくべき必要のある項目を確認することができます。
比較グラフの形式は、レーダーチャート、散布図、棒グラフの3パターンより選択することができます。

安急角の測定

流動性を判断するのに最適な方法とされています。最も一般的な注入法を採用し、CCDカメラによる画像解析を用いて、2方向から測定を行い精度を高めています。
本測定により、粉砕機や分級機へ供給する際にブリッジ対策の有無を確認することができます。

崩壊角の測定

安息角の堆積層に衝撃を加えた後の角度の測定です。安息角同様にCCDカメラによる画像解析を用います。
本測定は噴流性評価として、粉体排出時のフラッシング等の供給脈動を確認することができます。

差角

安息角と崩壊角の差から求めます。
崩壊角同様に噴流性評価として用いられます。

スパチュラ角の測定

幅22mmの金属ヘラを使用し、粉体で満たされた層の中から静かに持ち上げた時の角度と衝撃を加えた時の角度を測定します。安息角同様にCCDカメラによる画像解析を用います。
本測定は流動性評価として、供給ホッパー角度によるブリッジ対策の有無を確認することができます。

圧縮度の測定

圧縮度の測定

粉体の流動性を判断するのに最も適している一般的で簡易的な測定方法です。
ゆるめかさ密度と固めかさ密度の測定値より算出されます。
本測定では、粉砕機や分級機への供給
段階での見掛比重の変化や、乾燥が
進むと見掛比重が小さくなる恐れがある
などが確認できます。

凝集度の測定

凝集度の測定

■凝集度
粒子間の表面に現れる凝集力を、圧縮度により選定された3枚のふるいを使用し定量(2g)のサンプルを分級後、各ふるいに残った重量を計測します。
本測定では、分散状態を配慮した供給方式の検討。付着力による、混合精度に合わせた混合方式の選定などが確認できます。
■均一度
凝集度を測定するのに適さないサンプル(300um以上の粒子)を、粒度分布の測定結果をもとに算出します。粒度分布結果から、ふるいのPASS計算で、累積10%(D10)、60%(D6o)径を、ふるいのON計算で、累積90%(Rgo)、40%(R40)を読み取り算出します。

分散度の測定

分散度の測定

10gのサンプルを約60cmの高さから、直径10cmのウォッチグラスの上に落下させた飛散割合を測定します。
本測定は噴流性評価として、粉体排出時のフラッシング等の供給脈動を確認することができます。

carrの指数

carrの指数

R.L.Carr(Dr.Carr)によって提唱された、7種類の測定値とこれらの測定値から3種類の補助値を計算することにより25点満点で指数化した評価方法です。
経験的な評価方法ですが、実情をよく表現されており、流動性と噴流性について総合的に判断できるため、あらゆる粉体の評価で広く用いられています。

タップ密度(オプション)

タップ密度(オプション)

アクリル製のセルに粉体を充填後、タッピング動作を行い、体積を読み取り川北の式に基づき解析します。
本測定では、流動性及び付着力を判断するのに用いられます。

【仕様】

【仕様】

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