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一口に粉体機器といっても目的、用途によっていろいろな機械、機種があります。また、単一の機械だけで目的が達成される場合もあれば、数種類の機械を組み合わせなければ目的が達成されないケースもあります。
例えば、身近な例で 「おいしいお蕎麦」 について見てみます。
お蕎麦はご存知のとおり、そば粉の良し悪しが"味"のほとんどを左右します。
そこでおいしいそば粉を作る機械がほしいと考えたとします。普通は 製粉機 ( 粉砕機 ) があれば、あるいは粉砕さえしてしまえば、良い粉が出来るだろうであろうと考え、製粉機のみ一生懸命検討を重ねます。
ところがちょっと"待った"です。
蕎麦の実は、ほとんどの場合、鮮度保持のため殻付にて保存されています。よって、 殻抜機 も必要となります。
また、粉にしただけでは 「おいしいお蕎麦」 のための、そば粉にはなりません。茹でた後にコシがあり、のど越しの良い蕎麦になるためには、そば粉の粒度が揃っていないといけません。ここで シフター(分級機) が必要になります。
この様にほんの一例ですが良いそば粉を作りたいだけで3つの機械が必要となりました。機械の選択は多岐にわたり非常に難しいというイメージが付きまといます。
そこで、粉体機器の選び方の一つの方法として、ゴールとなる"粉"からさかのぼって、必要な機器を選択しようという考え方があります。また、大方はこの方法の方が早いことが多いのです。
例えば、粉砕機の選定において、機器から考えた場合、 粗砕機から微粉砕機まで あり、かつ粗砕機にも微粉砕機にもそれぞれ、さまざまな種類があるのでその数はまさに膨大です。「粉」からさかのぼれば、得たい粉が「微粉」であるなら、最初から粗砕、中粗砕は検討から外すことが出来ます。 |